趙永瀚は韓国のある教会の牧師です。何十年ものあいだ熱心に主に仕え、仲間の信者から大いに尊敬を集めていましたが、近年になって趙の教会は日を追うごとに荒廃していきました。悪しき行ないがますます当たり前になり、趙本人も罪にとらわれることがしばしばありました。結果としてとても惨めな思いをし、困惑を強く感じました……趙は考え抜いたあと、牧師の地位をきっぱり捨てて教派から離れ、自身の罪を振り払う道を見つけられるようにと願いつつ、聖霊の働きがある教会を探し求めました。いくつかの教派を訪れましたが、その荒廃と堕落にいっそう当惑を覚え、混乱し、無力さを感じるだけでした。趙はしばしば大声で主を呼び求めました。やがて、広い心で探求し追究することを通じて、ついに自分から罪を取り除く方法を見つけました。